わが国の医療を取り巻く環境は、平均寿命の伸長、生活習慣病の増加、疾病構造の変化などにより
地域医療での専門医不足が顕在化してきており、さらにこの状況は厳しくなっております。
このような厳しい状況の中でも、県民・国民に対し良質で効率的な医療の提供を継続して行うことを目的として、
診断部門として特定非営利法人(NPO)神戸画像診断支援センター(KDIC)を設立しました。
ITを最大限に利用することで医療の質を落とすことなく放射線科専門医による遠隔画像診断を行ってきました。
それまで週2回読影医師が病院を訪問したときしか読影できなかった検査が、毎日読影できるなど、
距離と時間と場所を意識せずに高度の医療を行えるという点で非常に有意義であると考えます。
|